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296 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/30(木) 12 47 00 ID FUezUmtn0 [1/3] 桐乃「もうすぐ寅年もお終いよねー」 京介「あと少しで兎さんがコンニチワだな」 桐乃「でもアンタって寅っぽいこと何にもしてこなかったわよね」 京介「いやおかしいだろソレは。なんで寅年だから寅っぽいことしなきゃなんねーんだよ!?」 桐乃「つーワケで寅っぽいことしなさい」 京介「ええええ!?!」 桐乃「アンタが寅っぽいことしなきゃ、目覚め悪いでしょ? 清々しい気持ちで新年迎えられないじゃん!」 京介「……じゃあお前、兎っぽい事できんの?」 桐乃「は、はあ?」 京介「俺が寅ならお前が兎だろ。兄貴と妹なんだからよ。 俺が寅っぽいことするなら、お前が兎っぽいことするのが当然だよな?」 桐乃「ぐ…」 京介(へっ…どーだ、偶には俺だってやり返すんだぜ?) カリッ 京介「はうっ!?」 桐乃「な、な、何キモチワルい声出してんのよ!!」 京介「気持ち悪いって、お前、いきなり耳囓るヤツの方が気持ち悪いっての!」 桐乃「あ、アンタが兎っぽいことしろっていったんでしょうが!!」 京介「なっ…」 桐乃「兎は囓るでしょ! 歯でカリカリするのが兎じゃん!」 京介「俺の耳は人参かよ!?」 桐乃「うっさい! あたしは兎したんだから寅やれ馬鹿兄貴!」 京介「ぐ……お前、自分が兎だって分かってんのか?」 桐乃「は、はあ?」 京介「寅は肉食なんだぜ? 兎、食べられても文句言えねぇよなぁ!?」 桐乃「た、食べる!? 兄貴があたしを……!?!!?」 京介「がおー」 桐乃「は、ひ、ぽ…ま、まだ心の準備が……!?!!」 ベシッ 京介「痛っ!? お前、クッション投げ…ちょ、ま、パソコンは不味い、 それは当たったら肉体的にも金額的にも死ぬ……!?」 桐乃「うー…うー…」 京介「悪かった、悪かったから……(何でこんなに怒ってんのコイツ!?) 出てく、出てくから、俺は取り敢えずここから退散しますから気を沈めてください桐乃様!!」 ガチャ 桐乃「はぁ…はぁ……か、囓っちゃった……兄貴の耳囓っちゃった…… スンスン……はぁぁ…あたしの歯から兄貴の匂いがするよぉぉぉ…… ガチャ 京介「あ、クッション返すな。掴んだまま出てきちまったから」 桐乃「」 「ガチャ」でクンカ開始だと思ってたら大間違いなんだからねっ! 311 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/12/30(木) 13 54 22 ID FUezUmtn0 [2/3] 306 桐乃「妹のバニーガール見たいとか、さすが変態は格が違った。 っていうかコスプレは沙織か黒猫がいないと技術的にむり」 京介(やりたいのかやりたくないのかどっちだよ…) 沙織「呼ばれて飛び出てジャジャジャジャーンでゴザル!」 京介「うお!? どっから入ってきやがった!?」 沙織「煙突からだよロミオ。ちょっと遅めのサンタクロースさ」 京介「ウチに煙突はありません!」 沙織「きりりん氏が着たいのは赤のバニーですか?白のバニーですか?」 桐乃「ちょ…沙織、マジで着せる気?!」 沙織「マジもマジでゴザル。拙者も既に森の熊さんのコスプレをしているでござるよ」 京介「それボリノーク・サマーンだからね? MS少女になってるからね!? ……まあこれはこれで……ゴクッ……」 桐乃「キモッ、最低ェ、変ッ態」 京介「ジェットストリームアタック!?」 桐乃「で? 赤と白とどっちがいいワケ?」 京介「え? 何? 着るの?」 桐乃「あ、あんたがMSに欲情するような変態だからじゃん!? そんな斜め下の性癖を持つ兄なんておぞましいし? だからせめて人間の女の子に欲情するように矯正してあげようっていう あたしの気遣いが分からないワケ? だからアンタはキモ低態なの!」 京介「罵倒の三連星を略すなよ!?」 沙織「それで京介氏、赤と白、どちらにするでゴザルか?」 京介「なんで俺は妹が着るバニーガールの色を迫られているんだ!? どんな変態だよ!?」 桐乃「うっさいなぁ…あたしが着るっていうんだから、決めればいいじゃん それともアンタ、あたしのバニーガール姿見たくないっての?」 京介「それは見たい…(って何言ってるんだ俺!? 妹だぞ!!」 桐乃「へ、へ~み、見たいんだ……ふ、ふーん……じゃ、じゃあ選びなさいよ」 京介「(妹、妹、妹、桐乃は妹、妹のバニーガール姿を見たいとか兄貴失格、失格……) そ、そーだな、残念ながら俺の好みはゴールドだ、黄金だ、百式色のバニーさんだ。 ここにはねぇ! つまり桐乃がバニーさんになる必要はないってこった!!」 沙織「むぅ…ここにきて踏み留まるとは京介氏も強情でゴザルなぁ」 桐乃「金色のバニーは無いの?」 沙織「用意してなかったでゴザルよ」 京介(なんでそんなにノリ気なんだよ桐乃!?) 沙織「ではきりりん氏のコスプレは諦めるとして、京介氏はこれにお着替えくだされ」 京介「え?」 ・ ・ ・ 京介「………」 沙織「よくお似合いですぞ、京介氏。いや京ックス氏」 京介「全然うまくねーからな! つーか何でキツネ?! 十二支関係ないだろ!!」 桐乃「プ…プププ……コーンって鳴いてみてよ、コーンって…プッ……」 京介「……コーン」 沙織(やるのでござるな……さすが京介氏は一流のシスコンでござる……) カキカキ 京介「って、お前、人の頭に何書いてんだよ? つーか油性!?」 沙織「ほら京介氏、もう一回コーンと鳴いてくだされ」 京介「ああもう……コーン……これでいいか?」 桐乃「あぅ…」 京介「何赤くなってんの?」 沙織「もう一回!もう一回!」 京介「キャラ違くねぇか、沙織……コーン」 桐乃「ア、アンタ、なにやってくれちゃってるのよ!?!」 京介「なんでお前が怒るんだよ!? (ん? ガラスに顔映ってら。額に書かれているのは…… 片仮名二文字で、ええっと、反転しているから……)……シス?」 沙織「コーン♪」 -------------
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164 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/29(日) 11 22 00.01 ID DICjiUYP0 [4/6] 例えば野仮定だけど2人がなんかの事故で無人島とかに遭難するなりして しかもお互いに名前以外は記憶喪失になったらどうなるんだろう きっと二人とも自分達が元は恋人同士だと思うに違いない 166 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/29(日) 12 22 55.78 ID pvoR/h2G0 164 きっとこうなる訳ですね 京介「ここはどこなんだ……つか頭が痛え(俺は誰なんだ?)」 ガサガサ 京介「な……だ、誰だ!?」 ガサガサ……ヒョコッ 桐乃「こ……うっさい! いきなり怒鳴んないでよ。 頭が割れそうだーっつの(てかここどこ?)」 京介「……お前誰だよ」 桐乃「……あんたこそ誰なんだっての」 京介「なんだ、この偉そうな女は(だけどなんだか懐かしいような……)」 桐乃「何よこのヘタレっぽいやつ(ん……でもなんか落ち着くな)」 京桐「……」 京介「な、なあ」 桐乃「……なによ」 京介「一人だと危ないし、その……一緒に来ないか?」 桐乃「ふ、ふん! ま、まあ、あんたがどうしてもって 言うなら行ってあげてもいいケド」 京介「(こんの……可愛くねえ!)」 桐乃「(……男の癖にオドオドすんなって!)」 京桐「…………」 京介「……行くか」 桐乃「……オッケー」 ……ヒシッ 京介「こ、こら! いきなりくっつくな!」 桐乃「し、仕方ないじゃん! 他に人いないし、 あたしみたいに可愛いと何が襲ってくるか分かんないっしょ」 京介「……ったく、男がいたらそんな風にくっつく訳なんだな」 桐乃「はあ!? あたしがそんな軽い女に見えるっての?」 京介「な……っていうか、実際くっついてるじゃねえか!」 桐乃「あ、あたしだって……相手くらい選ぶってば」 京桐「……」 京介「そ、その……なんだ。二人いれば、きっとなんとかなるよな」 桐乃「……う、うん(訳わかんないケド……なんだか幸せな気分)」 168 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2012/01/29(日) 13 16 34.70 ID 4/zusG8DP [3/4] 164 二人で事故るが、その時握っていた手は事故後も離れないほどに強く繋いでる二人 目が覚めた京介は何も覚えてないが、桐乃と繋いでいる手に気付き、 看護師さんに気を失ってる間も手を離さなかったと説明を受ける そのうちに桐乃も目が覚めるが桐乃のほうも何も覚えてない 二人の関係をよく知らない看護師さんは、二人が似てないことをいいことに 「素敵な恋人さんね」とからかい混じりに言って先生を呼びに行く 記憶喪失で、なおかつお互いにとても大切な何かを感じるものがあった二人は その看護師さんの言葉を鵜呑みにしてしまい、なんだかいい雰囲気になる 流れでキスしそうになる二人のところにタイミングよく先生他両親などがやってきて・・・ という無駄に長い妄想が頭をよぎった -------------
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403 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/11/16(火) 13 33 10 ID S+rITJ3R0 [3/3] 超ベタだけど3巻の逆パターンで、風邪引いた京介を桐乃が看病する話とか見たい。 悪態つきながらも何だかんだで世話する桐乃と、病気で弱ってるからいつもより素直に心情を吐露しちゃう京介。 「お前がいてくれて、俺は幸せだよ」みたいな事言えばいい。 朝起きたら妹の寝顔が側にあってびっくりすればいい。 「あー、やっぱこいつ可愛いな……。いやいや、妹だぞ何考えてんだ」とか心臓バクバクさせればいい。 桐乃は桐乃で心配のあまり徹夜で看病してたんだけど、素直にそんな事言えないから、 「あんたが私の服掴むから部屋戻れなかったの。妹に甘えすぎだっつーの、このシスコン」 とか悪態付きながら言い訳を捏造すればいい。 428 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2010/11/16(火) 18 01 46 ID ZITIQcg70 [5/10] 403 桐乃「あたしが治ったと思ったら今度はアンタが風邪ねぇ……いくらシスコンだからってそこまで 妹と一緒がいいわけ?マジキモいんですけど」 京介「……うっせ。お前に風邪うつされてこっちは散々なんだ、少しは労われ」 桐乃「どーだかねー。妹のウィルスもらっちゃって超ウレシーとか思っちゃってんじゃないの?あーきもいきもい。 シスコンこじらせすぎだっつーの」 京介「お前の中の俺はどんだけ高度な変態なんだよ!……ゴホッゴホッ」 桐乃「あ~もう大声出すから……」(背中さすりさすり) 京介「……お、おうスマン――ってお前今日は随分優しくね?何かヤバいもん食った?」 桐乃「し、仕方ないじゃん!今うちにあたししかいないし、アンタに風邪うつしちゃったの一応あたしみたいだし…… たまにはいつも助けてもらってるお礼だって、したいし……」(ボソボソ) 京介「……何だかよくわからんけど、ありがとな。お前がいてくれてよかったよ」 桐乃「な、何言ってんの、バカじゃん!」 -------------
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702 名前:【SS】節電対策終了[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 10 23 40.93 ID NIIy+xtz0 [1/8] 京介「夏も終わり、節電対策期間も終了か」 桐乃「みんな頑張ったから、危ないことにならなかったね」 京介「町が大分暗くなってたが、アレで十分だよな」 桐乃「うん。今になってみると、前は逆に眩しすぎたよね。 でもさ、節電だって言って街頭消しちゃうところがあったらしいけど、それは危険だから止めといたほうがいいと思う」 京介「そうだな。やりすぎは良くない。 ・・・・・・これでうちの節電対策も一区切りつくのか」 桐乃「お母さんは電気代が安くなって喜んでたから、まだ続けると思うけど」 京介「けど無理に続けることはないだろ。 ・・・・・・節電のためだからって夜はずっと同じ部屋にいたりとかな」 桐乃「・・・・・・そうだね」 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・この際だし、前から思ってたこと言うけどよ」 桐乃「・・・・・・なに?」 京介「夜の電力は足りてるから、節電対策は必要なかったんだよな」 桐乃「!」 京介「おまえに節電対策だからって言われたから、ずっと一緒の部屋にいたけどな」 桐乃「・・・・・・そんなこと、あたしだって知ってたし」 京介「! ・・・・・・そうだったのか」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・その、なんだ」 桐乃「・・・・・・なに?」 京介「これからも、一緒の部屋にいたいんだが、イヤか?」 桐乃「! イヤじゃないに決まってるでしょ!」 708 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 12 05 39.39 ID BL3FqyLO0 702 冬になったら、また節電対策が本格化します。 こたつにせよエアコンにせよ、暖房も結構電気使うからね。 首都圏が夏場に電力が足りなくなるから、電力需要のピーク=夏というイメージがあるけど、 むしろ日本全体でみると冬こそが電力需要のピークという場所もかなり多いのだ。 709 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 12 21 59.05 ID 6ULtsNlqO [2/4] 708 古来より、寒くなったら裸になって暖め合うという風習があってだな… 710 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 12 31 12.73 ID B4ocDoGIP [1/2] そしてきりりんと京介は裸のままベッドイン・・・ 711 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 12 37 31.85 ID lIuBwKJI0 [2/4] 桐乃「いいよ」 712 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 13 18 12.70 ID EYcJuwDeP [2/9] まあいきなり裸は恥ずかしいだろうから とりあえず同じベッドでお互いを湯タンポ代わりに抱き締めて寝るところからはじめようか 713 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/09/09(金) 13 34 45.77 ID NIIy+xtz0 [3/8] 712 ・・・半年後・・・ 京介「冬も終わり、節電対策期間も終了か」 桐乃「みんな頑張ったから、危ないことにならなかったね」 京介「町が大分暗くなってたが、アレで十分だよな」 桐乃「うん。今になってみると、前は逆に眩しすぎたよね。 でもさ、節電だって言って街頭消しちゃうところがあったらしいけど、それは危険だから止めといたほうがいいと思う」 京介「そうだな。やりすぎは良くない。 ・・・・・・これでうちの節電対策も一区切りつくのか」 桐乃「お母さんは電気代が安くなって喜んでたから、まだ続けると思うけど」 京介「けど無理に続けることはないだろ。 ・・・・・・節電のためだからって一日中ずっと同じ部屋にいたりとかな」 桐乃「・・・・・・そうだね」 京介「・・・・・・」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・この際だし、前から思ってたこと言うけどよ」 桐乃「・・・・・・なに?」 京介「エアコンじゃなくてストーブを使えば、節電対策は必要なかったんだよな」 桐乃「!」 京介「おまえと一緒にいたかったから、ずっと一緒の部屋にいたけどな」 桐乃「・・・・・・そんなこと、あたしだって知ってたし。 でも、換気しないと空気が悪くなるじゃん。 寝るときにストーブつけたままなのも危ないし」 京介「まあ、そうなんだがな」 桐乃「・・・・・・」 京介「・・・・・・その、なんだ」 桐乃「・・・・・・なに?」 京介「そろそろ桐乃の体温を直接感じたいんだが、イヤか?」 桐乃「~~~! イヤじゃないに決まってるでしょ! あたしだって、京介の体温で温まりたいし・・・・・・」 京介「桐乃!」ガバッ 桐乃「きゃっ♪」 ・・・続きはさらに半年後をお待ちください・・・ -------------
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662 名無しさん@お腹いっぱい。:2013/08/02(金) 22 09 26.53 ID BDYENi1+0 [4/6] 桐乃「ねーねー!あたしらも一緒にバルスの真似しようよーw」 京介「なんで俺たちまで・・・まあ別にいいケドよ」 桐乃「ん。じゃあハイ手」 京介「おう」ピトッ 桐乃「ふへへ」 京介「・・・」 桐乃「~~♪」 京介「なあ・・・?」 桐乃「ん~?」 京介「例の場面までまだしばらくあるんだけど・・・」 桐乃「ん。じゃあこのまましばらく待機ね・・・♪」 京介「はいはい」 ----
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SS『俺の親父がこんなに可愛いわけがない』京,大 俺と桐乃が二人だけの結婚式を挙げてから10年が経過した。 俺も桐乃も、あれ以来『普通の兄妹』として生活を続けている。 もちろん、お互いに彼氏彼女なんて持つわけがない。 そして、親父達にもバレないよう、自重しながら暮らしてきた。 二人暮らしも一度は考えた。 だけど、やっぱり親父達に心配をかけそうで、相変わらずの実家暮らし。 きっと、俺たち兄妹は死ぬまでこんな『普通の兄妹』を演じ続けるんだな。 そう思ってたんだ。今朝までは・・・ 「京介、話がある。後で部屋に来なさい」 親父にそう言われたのはお昼過ぎ、ちょうど俺と桐乃が食後のキスをしていた最中だった。 ・・・いや、これまでも普通に兄妹の食後のキスは毎日していたし、おはようおやすみのキスも、 食前のキスも、いってらっしゃいのキスだって何度も見られてるし、あたりまえにしている。 だからまあ、兄妹のキスに問題が無い事は明らかだ。 ・・・ただ、今日の昼食後のはちょっとやばかったんだよな。 桐乃が舌を入れてくるもんだからよ? つい10分くらいキスし続けてたんだよなあ。親父達の目の前で・・・ ついに来るべきものが来たと思ったよ。 俺と桐乃の関係が親父達にバレちまう日がよ。 これまで頑張って隠してきたけど、もう10年だもんな・・・ 我ながらよく持ったもんだと思う。 何しろ、俺も桐乃も『子供が出来るような事』だけは我慢してきたから、 お互いを想い合う気持ちが際限なく膨らんできてしまっていたわけだ。 そんな状況でだ。 健康で若い男女が25年も同棲してきたわけだぜ? 普通、無理に決まってんだろ!? 悩む俺たちをよそに、親父は部屋に戻っていってしまった。 もう、逃げる事は出来ない。 親父とも決着をつける時が来たのだ。 目の前には不安で身体を震わせる愛しい妹。 俺は桐乃の頭に手をやり、いつものように、こう言ったのだった。 「桐乃。俺に任せろ」 そしていま、俺は両親の部屋の前にいる。 俺たちの『ちょっと激しい』兄妹のキスを見て、部屋に閉じこもっちまった親父。 真面目な人であるから、桐乃と俺の仲について、相談しても、もう聞き入れてくれないのかもしれない。 だが、腹を割って話す必要がある。桐乃への気持ちは、もう割り切る事のできるものじゃあない。 こればかりは他人任せにはしていられない。なりふりかまってもいられない。 俺は扉をドンドンと強くノックする。 「親父―――いるんだろ。開けてくれ」 呼びかけると、ほどなく、 「・・・・・・・・・入れ」 と、重々しい返事が来た。 俺は緊張した声で「失礼します」と断りを入れてから、扉を開いた。 相変わらずお袋の趣味が強く出ている部屋なのだが・・・ ふと、この部屋に入ったのはいつ以来だろうかと懐かしさを感じるのだった。 そしてこれまた懐かしいことに、俺の目の前にはふて腐れて酒を飲んでいた親父の姿があった。 すでに焼酎1瓶は開けているな・・・? あれからほとんど時間が経ってないと思っていたが、もしかすると桐乃とのキスが長引いたのかもしれない。 その間一人で黙々と酒を消費していたと想像すると、たまの休日に、なんともかわいそうな話である。 いや、ひとごとじゃないんだけど・・・ 「そこに座れ」 「・・・ああ」 俺は、テーブルを挟んで親父と向かい合う形で座った。 「・・・理由は、分かっているな?」 く・・・暗い。十歳くらい老けて見えるぞ親父。 ・・・事情は分かりすぎるほど分かってるから冗談じゃすまないんだが・・・ 「桐乃の事、だよな」 「・・・おまえは何をやっとるんだ」 呆れたようにため息を吐く親父。 あまりにもその通りで、泣きたくなる。だけど・・・ 意を決して口を開く。 「親父・・・桐乃をお―――」 「あーあーあー聞こえない聞こえないっ!」 「親父・・・?」 突然俺の発言を遮る親父。 これほど取り乱す親父を見るのは初めてのことだ。 「京介。お前はこう言いたいのだろう『桐乃をお嫁に出そうか』などと! 俺はお前が俺とした約束を守ろうとしてくれるのは嬉しい。嬉しいぞ? 好きあっていてもこれまで10年間桐乃にいかがわしい事をしなかったのはそういう事なのだろう? 桐乃の幸せのために、桐乃を綺麗なままにしておいたのだろう? だがな?これまで25年間手塩にかけて育ててきた娘を家の外に出すという父親の気持ちがお前にわかるか?ええ!? そもそもどこの誰とも分からぬ馬の骨相手に俺の大切な娘をやれるものか!」 親父、俺たちのこと分かって・・・ 当然か。この人の前で隠し事などできるわけがないのだった。 ただ、その理由を少々勘違いして、最悪の想像をし続けてきていたらしい・・・ すまん、親父。 「親父、落ち着いて聞いてくれ」 「・・・・・・・・・」 「俺は、桐乃を俺のものにしたい」 「・・・・・・・・・?」 「桐乃を、俺に下さい」 「・・・・・・・・・?」 何を言ってるか分からないといった感じの親父。 土下座までして頼み込んでいる俺が、ものすごく滑稽に感じられる瞬間だ。 1分ほど考え込んでいた親父だったが、徐々に顔がにやけていくのがわかる。 正直、マジキモイ。 というか拍子抜けである。 てっきり親子の縁を切られる事も想定していたんだが・・・ 「ほう、そうかそうか。おまえは実の妹を自分のものにしようというわけか?」 頑張って恐ろしい声を出そうとしている親父だが、あまりに顔とつりあってねえ。 よっぽど桐乃を手元に置いておきたいんだろう・・・ ホントは桐乃と二人だけで生きていこうと決意してたなんて、 ぜったい言い出せない雰囲気ってヤツだ。 「ああ!超欲しいぜ!文句あっか!」 いつぞやの親父に切った啖呵を思い出す言葉を口にして。 だけど、あの時とは違い、親父からの鉄拳は飛んでこなかった。 親父は口をすぼめて(必死の努力の末に)渋面を作った。 「文句ならある」 一体何だってんだよ・・・ 「俺はもう十年もすれば定年だ。仕事一筋の俺には老後の楽しみなど殆どない」 まあ、そうだな。 親父はこれまで本当に仕事一筋だった。 けど、それとこれとどんな関係が・・・ 「ところで俺の同期には、孫が生まれた連中も多い。 孫というものは良いものだ。実に可愛らしい。俺も孫をもてたらどんなに良かった事か。 それなのに、俺の息子と娘ときたら、結婚などする気も無いらしい。 ああ、不満だ。実に不満だ」 おい・・・これって・・・ さすがは父娘ってことか・・・ 「それどころか桐乃はもう25歳。俺たちの頃ならとっくに結婚して子供も2人くらい居てもいい頃だ。 おまえのせいで、桐乃が行き遅れなどと言われるのも不満だし、 何より桐乃が子供を産めないまま生涯を終えることがあっていいと思うのか!?」 酒が十分に入った親父は言いたい放題である。 ていうかいいのか警察官!? 仕方がないので、一応は―――面白くはないが―――提案してみる。 「そんなら・・・本当に桐乃を嫁に出すのかよ?」 「イヤだ!」 こ、このオッサン!すねた駄々っ子かよ!? 椅子に座りながら手足をバタつかせ、「イヤだイヤだ」とわめき散らす中年男性約一名。 実にみっともない話である。 「じゃ、じゃあ、孫が生まれなくてもいいよな?」 「イヤだ!」 もう、このオッサンが何いってんのかわからねー 「とにかく!俺は反対だっ!反対っ!反対っ!反対っ!」 もはや何に対して反対してるかもわからない酔っ払い。完全に子供である。 ったくこの親バカめ、どんだけ娘を溺愛してんだよ。 あーあ。はーああ。・・・なんか、力抜けちまったぜ。 ・・・だが、この両方を満たす道が、無いでもない。 俺は、さっぱりとした心持ちで、深い息を吐いた。 「分かった」 「な、何が分かったというのだ?」 「俺が孕ませる。桐乃を孕ませて、2、3人孫をつくってやるぜ」 「それで俺の気が済むと思うのか?」 「ああ」 俺は親父を見習って、ハッキリと即答してやった。 「俺は桐乃を愛しているからな」 さて、この話には本当は続きがあるんだが・・・ 子供には聞かせられない話とだけ言っておくぜ。 つか、語り部だからって、おまえらに全部教えなくたっていいだろっ! End.
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963 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/04/20(水) 18 00 43.25 ID SqmBSeOcP [2/5] 俺は今非常に困惑している。 何故、というより何に対して困惑しているといえば、今プレイ中のエロゲに対してなんだが…… あのさ、別もう妹もののエロゲ自体にはそんなに抵抗がなくなってきてるからいいんだけどね? いや、本当はよくないんだが、それはとりあえず置いておいてだ。 文句が言いたいのは……なんでこの妹キャラはこんなに桐乃に似てるんだよ!? てか桐乃、お前はこんなキャラが出てくるゲームを俺に貸して何を望んでるんだ? まあいい、まあいい。それは考えないでおこう。なんか考えたら怖いことになりそうだし。 しかしなんでここまで似ているキャラがいるのか……こんなことが現実にあるとは思わなかったぜ…… まるで桐乃をモデルにして作られたかと思うほどだ。 どこが似てるかって? たとえば、趣38妹を愛でることだったり(ゲームのな。ゲーム中でのゲームってのも変な話だが)、 お気に入りはクジラの38(スリッパ)だったり、加えてどうやらこの妹も、読者モデル38ゅう学生!って設定らしい。 しかし、ゲームの設定上登場人物は全て18歳以上らしいのでこの妹38才らしいけどね! なんとも、フィクションなだけにむちゃくちゃである。 でもな、こっちの妹はうちの妹と違ってすっげえ可愛いんだよな~ このゲーム、設定上妹視点てのがあるんだ。 そんで、この妹は表面上は「うっさい!38んないで!」 ってツンツンしてるんだけどな、 妹視点になるとこれがまた可愛いんだよ!! ツンツンしてる裏では「兄貴、私を38なさないで…」とか「この38は、兄貴だけのもの」とかって思っててものすごく健気なんだよな。 つい声に出しちゃって「兄貴は私だけを38がれ!」って言った時は2828しちまったぜ。 「旦那38は愛しの兄貴 」とか「京介のお嫁38譲れない 」(このゲームも名前変更できるから無理矢理かえさせられた) って思ってる辺りもいいよな!他の女に対してデレる兄貴に足踏38きもちカワイイのなんのって。 ただ問題があるとすれば……少しばかり変態なところだろうか… ある場面でだな、当の兄貴に「ちゃんと38っててよ、兄貴 」って言って洗面所に行った後何してたと思う? なんと、兄パンのし38ご褒美といわんばかりに兄貴の染38ンツくんかくんかしやがってんの! て言うか壁一枚向こうでやってることに兄貴も気付けよと!さすがにこれは俺も引いたわ…… でもまたこの兄貴が鈍感でな、妹がわざわざ「この38三つ年上から」って言ったりして さりげなく恋愛対象に含んでるのも気付かずにあっさりスルーしやがるんだ。 ひでえと思わねえ? 兄貴と腕組38って赤面カワイイな場面もあるってのにまったく気付かねえし。 だけどまあ、こんなひどい兄貴もいいところあるんだぜ? 妹に迫ってきた男に対して「この兄貴を安心させて38がれ!」って啖呵きった時は同じ兄として感動したね。 お兄38キモチ妬くと嬉しい ま、そんな兄貴だからこの妹も兄貴にぞっこんなんだろうけどよ。 俺の妹とは大違いだぜ。ケッ。 その妹様は俺にこれを押し付けて何をやってるかといえばだ、 さっき「こっちが38びちゃんか~フヒヒ 」だの「そりゃないって38びちゃん!」 だのと聞こえたから今頃その38びちゃんにゴロゴロ してんだろうぜ。 相変わらずこういうところだけは救えない奴だよなあ桐乃は。 他は完璧なのによ。どうしてこうなっちまったのか。 このゲームの妹みたいにさ、 兄貴のリヴァイア38重歯で裏筋ハムハムしながら「兄貴のリヴァイア38おいしい」 とか「兄貴のリヴァイア38やく欲しい」とか「兄貴のリヴァイア38やく中に入れて」 そんで最後に「兄貴のリヴァイア38らませて」なんて言ってくれればそれなりに可愛げも……!? ってぎゃああああ~~~~!!!? お、お、お、俺は一体何に考えてんだ!? え、エロゲやりすぎて頭がおかしくなっちまったのか!? くそ!このキャラが桐乃に似すぎてんのが悪いんだ!じゃなったらこんなこと考えるわけがない! あーもう今日は寝る!そんで今考えたこと全部忘れる!決めた! しかし……もし桐乃があんな妹だったら……俺、どうするだろうね? 受け入れちまうのかなあ。 それも悪くないって思ってる自分がもう引き下がれないところまで来てる気がしてならないぜ。 ま、そんなことはありえないんだけどな! ということで、おやすみ! -------------
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174 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/08(水) 18 44 59.67 ID 2x8JC6Yy0 桐乃「京介が好き♪京介が好き♪京介愛してる~♪」 208 名前:名無しさん@お腹いっぱい。:2014/01/09(木) 15 21 05.20 ID zZKjkiar0 174 桐乃「京介のベットに忍び込み♪かわいく寝たフリしていたら♪」 桐乃「つんつんされて♪ぎゅっとされて♪じゅーでんされちゃった~♪」 桐乃「京介が好き♪京介が好き♪京介愛してる~♪」 あやせ「………桐乃?今の歌、何………?」 桐乃「あ、あやせ!?聞いてたの!?ち、ちがうの、これは!年末の番組でやってて!何か耳に残っちゃって!」 桐乃「そ、そう!家族だから!これ歌ってたの家族だから!家族として好きって事だから!」 あやせ「……でも前半は明らかに家族の歌詞じゃないよね………」
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524 名前:【SS】[sage] 投稿日:2011/12/24(土) 21 33 44.95 ID 3gDAcVKM0 [3/5] 訓練された同士A「こいつは戦車もオシャカの対戦車バズーカだ!くらえ!!」ドカーン!!! あやせ「かなしいな~私は戦車程度ですか?」 訓練された同士A「ひっ、ひぃ~」 あやせ「ああ!!私のお洋服がちょっと焦げちゃったじゃないですか!死ね!!」 訓練された同士A「ぐあ!!」 訓練された同士B「くっ奴を止められる奴はいないのか!?」 ???1「あいつはお前たちが敵うような相手じゃないぜ」 訓練された同士B「!?」 ???2「埋めるのが日常になっているな。うんうん。」 ???3「餅は餅屋」 ???1「あとは、俺たちに任せな。」 訓練された同士「あなた方は『淫獣』!!」 淫獣三人「うひょおおおおおお!! あ・や・せ・たnぐあああああああああああああああああ!!」 訓練された同士「淫獣ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」 ----------------------------------------------- 一方、ラブホ内 京介「ちょっと外が騒がしいな?」 桐乃「うん。クリスマスイヴだからじゃない?そんなことよりもっと抱きしめなさいよ!」ギュ 京介「はいはい。」ギュ 桐乃「―ッ」 京介「こんな感じか?」 桐乃「…うん。ちょうど…イイ感じ」 桐乃「ねぇ京介」 京介「うん?」 桐乃「…今日は大丈夫だから……優しくしてよね?」 京介「ああ」 桐乃「京介」 京介「桐乃」 ピンポーン♪ -------------
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816 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2011/11/26(土) 12 12 37.79 ID AIMzCsF20 [1/2] 811 こうですか? 朝 京介「……くかー……」 ――ソンナーヤサーシークーシナイデー―― 京介「……んあ? 誰だよこんな朝っぱらから……ってこの着信は桐乃か。(ピッ)はいもしもし?」 桐乃『やっと出たわね。遅いわよ馬鹿兄貴』 京介「馬鹿はどっちだ。今まで寝てたんだぞ俺は。すぐになんか出られるかよ」 桐乃『あんただったら、たとえノンレム睡眠からでもワンコールで出れるでしょうが』 京介「俺を何だと思ってやがる』 桐乃『関東不敗マスターシスコン』 京介「なんか凄い称号付けられてる!?」 桐乃『そのままシスコン極めたら、東西南北中央不敗に格上げしてあげるけど?』 京介「いらんわそんな今川チックなトンデモ称号! ってかそもそも何の用だよ?」 桐乃『用がなければ電話しちゃいけないの?』 京介「いや、そんなことはねーけどよ……」 桐乃『今「可愛い妹からのラブコールなら24時間年中無休でウェルカムだぜ!」って心の声が聞こえたけど?』 京介「そ、そそそそそそんなこと考えるか!」 桐乃『あ、どもってる。図星だったんだ。キモイキモイ、このシスコンマジキモーイ。キャハハ!』 京介「くっ、この……! ……ったく、朝から随分とご機嫌だな? 修学旅行、そんなに楽しいか?」 桐乃『別に、修学旅行がそこまで楽しいってわけじゃないけど』 京介「へぇ。じゃあ、旅行以外で何かいいことでもあったのか?」 桐乃『んー、特に何もないかな。『いつも通り』だけど?』 京介「なんか要領を得ないな」 桐乃『いいのよわからなくて。本当になんでもないことだから』 京介「へいへい、そーゆーもんかよ。……ああ、そうそう桐乃」 桐乃『ん?』 京介「おはよう。モーニングコールあんがとな。バッチリ目が覚めたぜ」 桐乃『うん、おはよ。そしてどーいたしまして♪』 -------------